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夏ですねー
どうも、こう見えて結構逞しい小西俊明です。
意外と脱いだら凄いんです。
ヘラクレスのような肉体です。

・・・・いや、何かもーすいません。
言ってみたかっただけなんです。


さて、気を取り直して。

いやー、最近暑いですねぇ。
暑い日が続くせいで毎日寝不足です。
寝苦しくて寝られない、暑くて目を覚ます・・・
ヤですねー。
でも暑いのも当然、もう7月なんですよ!
いつの間にかもう7月!
一年ももう折り返しですよ!
7月かー、世間一般では夏休みに向けて旅行の準備とか計画とかしてるんでしょうね。
いいな~。

夏の旅行と言えば海水浴でしょう。
海は良いですねぇ。
仲間と一緒に騒いで、海の家で焼きそば、かき氷・・・
ちょっとした出会いとかがあったりなんかしてね。。。

でも僕は海には行きません。
絶対に。
ええ、今までも頑なに断り続けてきました。
なぜかというと、単に海が怖いんです。


今でも克明に覚えています。
確か僕が小学3年生の夏休み。
家族そろっての旅行で海水浴に行きました。
台風が近づいてきており、風も強く波がとても高かったです。
宿泊先のおじさんからも、両親からも高波で危険だから気を付けるようにと言われてましたが、海に来て興奮してた僕は不用意に突っ込んでいったんですね。
それはもう一瞬でした。
初めて波が頭の上から覆い被さって来るという経験をしました。
一瞬気を失いそうな程の衝撃、全身を掴まれ抗いようのない力で沖へと引きずり込まれる感覚。
水中メガネ越しに見える人だかり。
微かに兄の叫び声が聞こえた。
「おい、死ぬぞ!アホ!早くこっちに来い!」
その声に我に返り、浜に向かって必死にバタ足で泳いでみるもののその抵抗は無力で前後左右上下と振り回される。
息を吸うたびに口腔へと容赦なく進入してくる海水にむせながら、ひたすら泳ぐ。
そうこうしている内にまたも波にのせられ、砂浜へと強く打ち付けられた。
全身を包む疲労感よりも、砂浜に擦りつけた顔面の痛みよりも、大地に足をつけられる安心感でいっぱいでした。
あわてて必死で兄の元へ駆け出しますが、引き潮がゆっくりと、しかし絶望的なまでの力強さで僕の身体を海中へと引きずり込んでいきます。
砂浜に爪を立てて抵抗しても跡を残すことさえ出来ません。
そんなことを3度ほど繰り返して、体力的にも精神的にも限界を感じ始めました。
僕が「死」というものを理屈じゃなく絶対的に感じたのは後にも先にもあの時だけです。
今までの人生が走馬燈のように流れたりはしませんでしたが、もの凄い量の情報が頭の中でパンクしていました。
恐怖とか感じてる暇もないくらい。
いわゆるパニック状態ですね。
結果としてそこにいた人に助けられ、なんとか死なずに済んでいるわけですが、あの時の感覚はどうしても忘れることが出来ません。
今でも足が届かない深さの水に入るとパニックになります。
だから僕はもちろんカナヅチですし、二度と海なんかに入ってやりません。
見てるだけなら良いですけどね。

と言うわけで僕は海より山派です。
夏は涼しい高原でのんびりと・・・
いいですねぇ~。

あー!旅行に行きたいよ-!

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by ninjin_house | 2006-07-05 07:23 | コニタン日記